2010年おめでとうございます
新年あけました。
今年は年越しを神妙に、そしてこの上なく有り難く迎えました。
実家で紅白歌合戦を見ながら過ごした普通の大晦日ですが、今年の紅白歌合戦は久しぶりに年の締めくくりと来年への希望を思わせる雰囲気で見ることができました。内容もすごくよかった。心に響く歌をたくさん聞けてよかった。
去年も試練の1年でした。
例えるなら、まるで地図のない険しい山道を歩いているかのよう。
深い森の中の道で、周りの景色を確認することもできないから、正しい方へ向かっているのかどうか不安を感じ、立ち止まりそうになる。でも立ち止まっても何かがわかるわけでもなく、信じていれば必ず道は開けると強く念じて歩くしかない状況。
両親の付き添いをするようになってからは、二人のペースも気にしながら歩かなきゃいけない。それに、二人との山歩きは、どこを目的地にするのかさえ迷うことが何度もある。だから自分の勘だけでは方向を決められない。私にとってはその方向が吉だとしても、他人にとってもそうであるかどうかは疑わしい。自分より体力のある人なら、私の勘にちょっと付き合ってね…って気持ちになるけど、体力も気力も明らかに私より劣っている二人にはそうもいかない。二人が不安にならないように気を遣いながら歩いていく。一人で歩くより何倍も気力も体力も消耗した。
今はやっと深い森を脱して、開けた野道を歩いているというところかな。ここへたどり着くまでにもいろんな事があって、私の人間不信は全身がバラバラに引きちぎられるような痛みを発するほどにまで至ってしまったけれど、信じたいという祈りも深くなっている。またこの先にも前の見えない森を歩かなければいけないときがあるはずだから、やっぱり信じなければ歩いていけない。
そんな自分を励ますべく、今日は書き初めしながら今年の言葉を選んでみました。
●今年の四字熟語 〜早引き四字熟語辞典(ナツメ社)より〜
天網恢々(てんもうかいかい)
天の裁きは厳正で、悪人や悪事には必ず罰が下されるということ。
誠心誠意(せいしんせいい)
自らの利害を捨てた、うそ偽りない真心。またそうした態度で人に接したり、物事に取り組んだりすること。
百聞一見(ひゃくぶんいっけん)
あれこれ聞くよりも、一度見たほうが確実で、よくわかるということ。
実践躬行(じっせんきゅうこう)
理論や信条などを、実際に行動に移すこと。
●昨年を反省して自分に送る名言 〜ことわざ名言事典(創元社)より〜
人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして、己を尽し、
人をとがめず、わが誠の足らざるを尋ぬべし。
命を知る者は天を怨みず、己を知る者は人を怨みず。
忘却なくして幸福はあり得ない。
おぼしき事いわぬは、腹ふくるるわざ。
今日は人の身の上、明日はわが身の上。
人生の目的は行為にして思想にあらず。
真の知識は経験あるのみ。
知識も用いる目的が善でなければ害物となる。
知識なくして正直なるは薄弱にして用をなさず。
正直ならずして知識あるは危険にして恐るべし。
簡潔は知恵の精神。
真実の語は簡単なり。
正しく思考されたものである限り、それは必ず明瞭な表現をとる。
明確に見ることは、詩であり予言であり宗教であり、
一つですべてを兼ねる。
いかなる過ちも犯さぬ人は、通常何事もなさぬ人である。
風向きばかり見ている人は、蒔くことも刈ることもしない。
為す者は常に成り、行く者は常に至る。
昨日は初詣に出かけました。おみくじは「大吉」。
「春風の吹けば おのずと山かげの梅も桜も 花はさくなり」
おみくじにも、心を惑わされずに歩きなさいと説かれたんだし、大吉なんて当たらないんだから…と少々ふてくされも含んで、過ぎたことは忘れて新年を歩こうじゃないか。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

